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ポール・ジョージ「今の方が良い選手と感じている」

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足を骨折する前、インディアナ・ペイサーズのポール・ジョージは、2度のオールスター選手であり、プレイオフレベルの球団をエースとして引っ張った。

重傷を負ってから16か月が経ち、完全な状態に戻った今、長期的にみれば、けがで離脱していた時期が本人にとって役立ったと感じているようだ。

ジョージはWashington Postの取材に対し、「今の方が前よりも良い選手と感じている。コートに立っていたかどうかにかかわらず、1年間試合から遠ざかると、学ぶし、成長もする」と、語った。

「けがをしている時期には、観察することで気づく機会を得られるし、試合を学べる。そういう時期が僕には必要だったのかもしれない。そうすべきだったのかもしれない。去年はオフの間ハードに取り組んだ。けがをしてしまったとしても、1年間ゲームから離れて学ぶことが、自分には必要だったと感じている」。

25歳のジョージは、2014年の夏にラスベガスで開催されたチームUSA紅白戦でレイアップを放った際、着地に失敗して足を骨折した。それでも当初の予定よりも早い回復を見せ、昨季中に復帰し、今季は開幕から1試合平均24.8得点、8.5リバウンド、4.8アシストを記録するなど、全盛期と言える成績を残している。

「今は物事を違った視点から見ている。あるがまま、という感じかな。辛抱強くなった。それに、以前よりも良いシューターになったと思う。(けがをしていた当時は)バスケットボールをシュートすることしかできなかったから、シュートは上手くなったと思うんだ」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ