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リハビリを続けるゴードン・ヘイワードにエールを送るポール・ジョージ「状態が良い日もあれば、悪い日もある」

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ポール・ジョージは、大けがからの復帰に関する知識を持っている。

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今季オクラホマシティ・サンダーに所属しているジョージは、2014年夏に右足の腓骨と脛骨の開放骨折という重傷を負い、その後完全復活を果たした。それだけに、今季開幕戦で左足首を痛め長期離脱を余儀なくされたボストン・セルティックスのゴードン・ヘイワードに、サポートを申し出た。

3月20日(日本時間21日)に99-100でセルティックスに敗れた試合後、ジョージは「彼(ヘイワード)とは連絡を取っている。メールで連絡したり、遠くから彼がどういう過程を経ているか見守る形でね」と語った。

「これまでは、今よりも頻繁に連絡を取っていた。今は、コートでのリハビリを見る限り、彼は非常に良い状態のように見える。シュートを打ったり、コートでの運動ができているからね」。

「何よりも大事だったのは、けがの影響で彼が今後直面する困難を伝えることだった。何を経験するか予備知識を伝えられたと思うし、少しは役に立てたんじゃないかな。でも、彼は非常に上手くリハビリをこなしている。もう僕が勇気づける必要もない。僕が彼を支えようとしていることは、本人もわかってくれているよ」。

クリーブランド・キャバリアーズとの開幕戦で重傷を負ったヘイワードは、その後リハビリを続けている。セルティックスのダニー・エインジ球団社長は、先週ヘイワードがリハビリ中に感じた患部の痛みについて「悪化」と表現した。今週になってエインジは「悪化と言うべきではなかった」と話したが、ジョージはリハビリ中に感じる痛みについて、こう述べた。

「その話も彼には伝えた。フラストレーションも溜まるからね。状態が良いと感じて、復帰まで折り返し地点を過ぎたかと思ったら悪化してしまう。それは、リハビリを上手にこなせているからこそ起こることでもあるんだ。それだけ患部に負荷をかけられているから、痛みも出る。『あんなことすべきではなかった』と思うだろうけれど、これも回復までのプロセス」。

「壁を乗り越えないといけないし、自信を取り戻さないといけない。自分の足を信じないといけない。彼には、良い日もあれば、悪い日もあると伝えた」。

ブラッド・スティーブンズ・ヘッドコーチは、ヘイワードの今季中の復帰はないと断言しているものの、ヘイワード本人は今季中に復帰する可能性を閉ざしてはいない。

原文:Paul George: Gordon Hayward 'knows I’ve got his back' in injury rehab by Kirstie Chiappelli/Sporting News(抄訳)


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