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ヒート球団社長がクリス・ボッシュの現状について言及

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クリス・ボッシュがコートでプレイしたいと強く願ったとしても、その希望が叶うという保証はない。

マイアミ・ヒートのパット・ライリー球団社長は、7月16日(日本時間17日)に行なわれた会見で、血栓症の再発により、ボッシュの復帰が医師から中々認められていない現状について語った。しかし、球団としてボッシュの将来について決断するには、時期尚早とも付け加えている。

「今のクリスを取り巻く状況は、ポジティブと言える。彼の主治医とチームドクターは、頻繁に話し合いを続けている」。

「クリスが求めているものはわかっている。彼はプレイしたがっている。当然ながら、彼を受け入れる上で何の問題もない」。

「しかし、状況は非常に流動的だ。現時点で答えは出ていない。何か伝えられれば良いのだがね。このまま経過を見ていこうと思う」。

チームは、ボッシュの運動内容、ロード遠征を制限するなどのオプションも検討しているという。ライリーは、「そういったことも含めて、今後話し合いが持たれるだろう」と、語った。

「クリスと同じ状況でプレイしている選手は、異なる競技にいる。彼らは、断続的に血液希釈剤の投与を続けている。だが、治療プログラムの最終段階、もしくはどうやって実行するかの段階になった時点で、しっかりと対応しなければいけない」。

32歳のボッシュが最後にプレイしたのは、2016年2月9日(同10日)に行なわれたサンアントニオ・スパーズ戦で、それ以降レギュラーシーズン29試合を欠場。ヒートはプレイオフに進出したものの、ボッシュに出場許可は与えられなかった。血液希釈剤の投与を続け、薬が体内システムから抜ける8~12時間後にプレイさせるという案も出たが、ヒートとチームドクターは、最終的に同案を了承しなかった。

原文:Pat Riley says Heat weighing options for Chris Bosh with future still uncertain by Kirstie Chiappelli/Sporting News


 

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