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ペイサーズがタイ・ローソンと契約

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3月7日(日本時間)、インディアナ・ペイサーズがフリーエージェントのポイントガード、タイ・ローソンと契約した。背番号10を着けたローソンは、同日のサンアントニオ・スパーズ戦に早速、ベンチから出場し、5分5秒のプレイで無得点(フィールドゴール1本試投も失敗)、2アシスト、1リバウンドを記録している。

NBA7年目、身長180cmのローソンは、昨季までの6シーズンをデンバー・ナゲッツで過ごし、昨夏ヒューストン・ロケッツに移籍。先週にロケッツを解雇されるまで、今季はロケッツで53試合に出場し、平均5.8得点、3.4アシストを記録していた。キャリア通算では平均13.3得点、5.8アシストをマークしている。

ローソンは「ここに来て、ペイサーズの勝利とプレイオフ進出の手助けをすることは僕にとって素晴らしい機会だ。プレイする準備はできているし、必要なことならばなんでもするつもりだ」と、新天地での新たな挑戦に対し、力強く抱負を語っている。

ペイサーズのバスケットボール運営部門プレジデントを務めるラリー・バードは、「タイが今季終盤戦をペイサーズでプレイしてくれることを喜ばしく思っている」と語り、「彼はフロアを走り回り、我々のバックコートにスピードをもたらしてくれるだろう。セカンドユニットの強化の助けになる」と、獲得の意義を説明する。

また、フランク・ボーゲル・ヘッドコーチは7日のスパーズ戦の前にAP通信の取材に対し、ロケッツとペイサーズではあらゆる状況が異なると語った。

「(ヒューストンでは)ジェームズ・ハーデンにボールを回していたが、それが合わなかったのかもしれない。でも、彼はうちでもっとうまくフィットすると思う」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ