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ラリー・バード、ペイサーズHC交代の可能性を示唆

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2016 プレイオフ・イースタン・カンファレンス・ファーストラウンドでトロント・ラプターズに敗れたインディアナ・ペイサーズのフランク・ボーゲル・ヘッドコーチが2016-17シーズンも指揮を執るかどうか、雲行きが怪しくなり始めた。

ペイサーズのバスケットボール運営部門代表のラリー・バードが、今オフに現在の契約を満了するボーゲルHCが来季も指揮を執るかはわからないと話したと、Indianapolis Starが伝えた。

Indianapolis Starの取材に応じたバードは、チームの得点力に疑問を感じているようで、「点を取らなければプレイオフでは勝ち進めない」と、語った。Indianapolis Starによれば、バードは、現時点で何も予定されていることはなく、最終的な決断を下す前にチームオーナーのハーブ・シモンに助言を求めると明かしているものの、決定するまでに時間をかけるつもりはないという。

バードは、「フランクを宙ぶらりんの状態にはしておきたくない。彼なら、ほかの仕事にも就けるだろうからね」と、話している。紳士的にも聞こえるコメントだが、ボーゲルHCの留任を示唆しているとも言い切れない。

ボーゲルHCは、ペイサーズで直近6シーズン指揮を執り、通算250勝181敗を記録。ボーゲルHCの在任期間中にペイサーズがプレイオフ進出を逃したのは、2014-15シーズンのみだ。

バードは、「フランクは素晴らしい人間だ」と、語った。

「どういう状況になっても、彼なら問題ない。もしチームに戻ってくれば、何の問題もない。もし戻って来ないことになれば、それはそれ、ということだ」。

原文:Larry Bird says he isn't sure Frank Vogel will coach Pacers next season by Steven J. Gaither/Sporting News


 

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ