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ペイサーズ、フランク・ボーゲルHCの退任を発表

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5月5日(日本時間6日)、インディアナ・ペイサーズのバスケットボール運営部門代表を務めるラリー・バードが、フランク・ボーゲル・ヘッドコーチとの契約を更新しないことを発表した。

ボーゲルHCは2011年1月30日にジム・オブライエン前HCの後を引き継ぐ形で暫定HCに就任し、同年7月に正HCに昇格した。在任中の5年半の間に、レギュラーシーズン250勝181敗の成績を残し、セントラル・ディビジョンを2度制した。また、プレイオフには5度進出し、イースタン・カンファレンス・ファイナルにも2度進出した。

バードは今回の決断を発表する会見の中で、「ここ数日の間、私はフランクと数えきれないほど話をし、このチームに新しい指導者を迎えるときだと判断した」と語っている。

「私の仕事は時折、本当につらいものだ。これは私が下してきた決断の中でも最も難しいものと言える。なぜなら、フランクに対して敬意を持っているからだ。多くの人々が我々はプレイオフに行けないと思っていたのを私は知っている。しかしながら、我がチームがどのようにプレイすべきか、プレイオフに行くためにどのくらい離れているのか、毎晩どのくらい競い合うべきなのかといった部分に関して、私は明らかに、ほとんどの人々よりももっと大きな期待をしている」。

また、バードは「これはつらい決断だ」と語り、「フランクは解任されたのではなく、彼との契約が満了し、私がそれを更新しないと決めた」と、解任ではないということを強調している。

「インディアナで過ごしてくれたフランクに感謝したい。我々は彼が新たな仕事を見つけ、この先も成功することを知っている。だが、我々は別の方向へ進むべきときだと感じている」。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ