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サンダーが終盤の攻防を制し開幕戦勝利

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10月26日(日本時間27日)、ウェルズ・ファーゴ・センターで行なわれたオクラホマシティ・サンダー対フィラデルフィア・76ersは、ラッセル・ウェストブルックが32得点、12リバウンド、9アシストというトリプルダブル級の活躍でチームを引っ張り、サンダーが103-97で勝利した。

第4クォーター残り20秒を切っても1ポゼッションゲームという接戦となる中、残り10.1秒、サンダーはエネス・カンターがプットバックレイアップを押し込み101-97にリードを広げる。すると、残り3.5秒には新加入ビクター・オラディポが、獲得した2本のフリースローを慎重に成功させて逃げ切った。

サンダーはウェストブルックのほか、カンターが17得点、12リバウンド、スティーブン・アダムズが16得点、5リバウンド、オラディポが10得点を記録した。

敗れた76ersは、2014年ドラフト全体3位指名を受けたジョエル・エンビードが待望のNBA公式戦デビューを果たした。エンビードは初の公式戦に23分出場し、フィールドゴール16本中6本成功を含むチーム最多の20得点、7リバウンドという成績を残した。

試合中、エンビードがフリースローラインに立った際、ホームのスタンドからは「プロセスを信じろ!」というチャントが起こった。試合後にファンからの声援について聞かれたエンビードは、「ファンがチャントしてくれるなんて特別なこと。とても嬉しかった」と語っている。

76ersはエンビードのほか、ニック・スタウスカスが13得点、セルジオ・ロドリゲスが12得点、9アシスト、ロバート・コビントンとジェレミー・グラントがそれぞれ10得点をあげた。

ボックススコア


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現地10月26日 ベストムーブ / ジェラルド・ヘンダーソン


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ