11月20日(日本時間21日)にスムージー・キング・センターで行なわれたオクラホマシティ・サンダー対ニューオーリンズ・ペリカンズは、アンソニー・デイビスが36得点、15リバウンドを記録し、ペリカンズが114-107で勝利した。
ペリカンズは第3クォーター残り5分、リバウンドを拾った際にウェストブルックの頭部近くにひじ打ちしたとして、リプレイ判定の結果、デマーカス・カズンズがフレイグラントファウル2で退場となった。
72-76と4点のビハインドを背負っていたペリカンズだが、ジャミア・ネルソン、イートワン・モア、ダリアス・ミルナーがそれぞれ3ポイントショットを沈めるなどして逆転に成功。フリースローも22本中18本成功させ、ダンクにレイアップ、中距離からのクラッチショットと、大きく貢献したデイビスの活躍もあり、3試合ぶりに白星を取り戻した。
デイビスは「ウチの主力のひとりだから、(カズンズを)失ったのはキツかったけど、試合中はどんなこともあり得る」と、逆転勝利したことを喜んだ。
「だからみんながプレイする準備を整え、さらに頑張ったんだ」。
ペリカンズ(9勝8敗)はドリュー・ホリデーが18得点、モアが12得点、ミルナーが11得点を記録。カズンズは18得点、9リバウンドをマークした。
ホリデーはカズンズの退場に「フェアじゃなかったと思う。彼は何も故意にやっていない」と主張。ベテランのトニー・アレンはウェストブルックが「カズンズの歴史を利用した」と指摘している。
「彼はすぐに戻ってフリースローを外していたじゃないか」。
そのウェストブルックは、22得点、16リバウンド、12アシスト、3スティールを記録。ただし、フィールドゴール19本中13本を失敗した。ポール・ジョージが6本の3Pを含む26得点、カーメロ・アンソニーが19得点、スティーブン・アダムズが15得点を記録している。
第1Qに19点のリードをつけたサンダー(7勝9敗)は、23点のリードを失ってサンアントニオ・スパーズに敗れた17日(同18日)と似たような形で連敗を喫した形。
ウェストブルックは「選手はその瞬間がどれほど大事か気づかずに、当然のことのように思ってしまうことがある。全員がすべての試合でその大事さに気づかなければいけない」と述べた。