12月9日(日本時間10日)にフェデックス・フォーラムで行なわれたオクラホマシティ・サンダー対メンフィス・グリズリーズの一戦は、オーバータイムの末サンダーが102-101で勝利した。
前半終了までに20点(30-57)のビハインドを背負ったサンダーだったが、第3クォーターを21-9で圧倒して逆転に成功する。しかし、終了直前グリズリーズに追いつかれ、92-92のまま延長戦に突入した。
オーバータイムも接戦となった中、残り5.2秒にラッセル・ウェストブルックが2本のフリースローを確実に成功させ、サンダーが1点差での勝負をものにしている。
カーメロ・アンソニーとともにチーム最多となる21得点を記録したスティーブン・アダムズは「非常に強い危機感を持ってプレイした」と語った。
「テンポを上げて、試合のスピードを速くしようと努力した。あまりにもスローだったから、相手のディフェンスが機能していた。テンポを上げたことが幸いしたよ」。
サンダー(12勝13敗)は、アダムズとアンソニーのほか、ウェストブルックがトリプルダブル(20得点、11リバウンド、14アシスト)で勝利に貢献した。
3連敗のグリズリーズ(8勝18敗)は、タイリーク・エバンスが29得点、13リバウンド、マルク・ガソルが22得点、ベン・マクレモアが17得点をあげている。