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ラッセル・ウェストブルックが今季37回目のトリプルダブル、終盤に猛攻のサンダーが逆転勝利

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3月27日(日本時間28日)にアメリカン・エアラインズ・センターで行なわれたオクラホマシティ・サンダー対ダラス・マーベリックスの一戦は、ラッセル・ウェストブルックが37得点、13リバウンド、10アシストを記録し、サンダーが92-91で競り勝った。

第2クォーター開始から5分25秒間も得点できず、このクォーターを今季最低となるわずか10得点で終えたサンダーは、第4Q残り3分31秒までに78-91と13点のビハインドを背負った。

だが、ここからウェストブルックの12得点などで連続14得点を記録。逆にマーベリックスに得点を許さず、終盤の猛攻で逆転勝利を収めた。

9戦7勝のサンダー(42勝31敗)は、ウェスタン・カンファレンスの6位を争う7位メンフィス・グリズリーズとの2.5ゲーム差を維持。ビクター・オラディポが15得点、タージ・ギブソンが13得点をマークした。

今季37度目のトリプルダブルを記録したウェストブルックは、1961-62シーズンにオスカー・ロバートソンが樹立したトリプルダブルのNBA記録まであと4つとなった。サンダーのレギュラーシーズンは残り9試合。

自身をスーパースターではないと評価したマーベリックスのマーク・キューバン・オーナーが観戦していたすぐ近くで決勝点を決めたウェストブルックは、「僕はどの試合でも同じプレイをする。彼の発言は気にならない。彼は彼の、僕は僕の仕事をするだけさ」と、意識していないと強調した。

一方、ナーレンズ・ノエルとウェスリー・マシューズが各15得点、ヨギ・フェレルが13得点を記録したマーベリックス(31勝42敗)は、ダーク・ノビツキーの2年目だった1999-2000シーズン以来の負け越しが決定した。このシーズンの途中にキューバンが球団を買収している。

ノエルは「あっという間だった」と、終盤での逆転劇を振り返った。

「終盤は彼らのほうが僕らよりもアグレッシブなプレイだった」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ