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リポート:ナゲッツがユスフ・ヌルキッチと交換でブレイザーズからメイソン・プラムリーを獲得

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デンバー・ナゲッツとポートランド・トレイルブレイザーズの間でトレードが成立したと『The Vertical』が伝えた。

『The Vertical』によれば、ナゲッツはユスフ・ヌルキッチ(センター)と2017年ドラフト1巡目指名権と交換でブレイザーズからメイソン・プラムリー(センター)と将来的なドラフト2巡目指名権を獲得したという。

ブレイザーズは現時点で2017-18シーズンのチーム総年俸が1億3070万ドル(約148億8100万円)に到達。このままではラグジュアリータックスを支払う可能性が出てしまうため、今夏フリーエージェントとなるプラムリーとの契約延長を諦めたと見られている。ブレイザーズは、フィラデルフィア・76ersのジャリル・オカフォーの獲得に関心を示していた1チームとも伝えられていたが、ヌルキッチの獲得を決断したようだ。

今回のトレードにより、ブレイザーズは2017年ドラフト1巡目指名権を3枠獲得できる可能性が出てきた。ナゲッツから譲渡される指名権はメンフィス・グリズリーズのもので、今年のドラフト上位5位以内の指名権であれば保護対象になると『ESPN』が伝えている。またブレイザーズは、クリーブランド・キャバリアーズから譲渡された今年のドラフト1巡目指名権も保持している。

『ESPN』によれば、今回のトレードでブレイザーズがナゲッツに譲渡する2巡目指名権は、2018年ドラフトのものだという。

ヌルキッチは昨年12月半ばまでナゲッツの先発Cとして起用されていたが、それ以降はニコラ・ヨキッチの控えを務めている。だがナゲッツは、ヌルキッチではヨキッチに足りない部分を補えないと判断したと『ESPN』が伝えた。ヌルキッチは今季平均8.0得点、5.8リバウンドを記録している。

プラムリーは今季ブレイザーズで54試合に出場し、得点(11.1)、リバウンド(8.0)、アシスト(4.0)で自己最多の成績を残している。実兄マイルズ・プラムリーは今月はじめにスペンサー・ホーズとロイ・ヒバートとの交換でミルウォーキー・バックスからシャーロット・ホーネッツにトレードされた。

原文:Nuggets land Mason Plumlee from Blazers in exchange for Jusuf Nurkic, first-round pick by Marcus DiNitto/Sporting News


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