12月18日(日本時間19日)にAT&Tセンターで行なわれたニューオーリンズ・ペリカンズ対サンアントニオ・スパーズの一戦は、6選手が二桁得点を記録したスパーズが113-100で勝利した。
この日は昨季までで現役を引退したティム・ダンカンが19シーズン着用した21番のジャージーが永久欠番化される日でもあり、会場中が記念Tシャツを着用し、スパーズに5回のNBA優勝をもたらしたダンカンの功績を称えた。
『ビッグ・ファンダメンタル』という愛称で知られたダンカンのように、スパーズは基礎に忠実なスタイルでペリカンズを攻略。試合を通じてフィールドゴール42本を成功させながら31アシストを記録し、ターンオーバーを13に抑え、FG成功率も48.8%と高い確率でショットを決め続けた。
ダンカンとのビッグ3で一時代を築いたトニー・パーカーとマヌ・ジノビリも2人で合計29得点、7アシスト、5リバウンドで勝利に貢献している。
永久欠番式典は、試合後に執り行われた。
The man has arrived. #ThankYouTD pic.twitter.com/l4MNBgP4OV
— San Antonio Spurs (@spurs) December 19, 2016
式典では盟友パーカーとジノビリがマイクを握り、ダンカンへの感謝を言葉にした。
パーカーは、「彼はコート上では勝利を求めた。でもコートを降りれば周りを気にかける人だ」と話し、ジノビリは「一度も助言をくれようともしなかったけれど、君から学んだ教訓に感謝している。そして素晴らしい友情をありがとう。愛しているよ」と続けた。
4連勝のスパーズ(22勝5敗)は、ラマーカス・オルドリッジが22得点、7リバウンド、ジノビリが17得点、カワイ・レナードが13得点、パーカーとジョナサン・シモンズがそれぞれ12得点、パティ・ミルズが11得点を記録した。
敗れたペリカンズ(9勝20敗)は、アレクシス・アジンサが16得点、バディ・ヒールドが14得点、アンソニー・デイビスとラングストン・ギャロウェイがそれぞれ12得点をあげている。