フィラデルフィア・76ersのナーレンズ・ノエルが、負傷から復帰して以降の自身の役割に満足していなかったのは、それほど昔のことではない。だが、76ersのフロントコートのトレードに関するうわさが絶えない中で、ノエルはブレット・ブラウン・ヘッドコーチのローテーションにおいて、できる限りを努めている。トレード期限が迫る中、ノエルは『Philadelphia Inquirer』のキース・ポンペイ記者に、トレードされるかどうかは気にしていないと述べた。
76ersのセンターは本来の陽気さを取り戻した。2月9日(日本時間10日)のオーランド・マジック戦の前に、ノエルはリラックスした様子を見せている。
昨年夏から76ersがノエルとジャリル・オカフォーをトレード要員としてきたのは周知のことであり、23日(日本時間24日)のトレード期限を過ぎたとき、どちらかが別のチームにいる可能性は十分だ。だが、トレード期限までの不透明な状況について問われると、ノエルは「考えてもいない」と答えた。
「僕は自分のプレイをするだけだ。彼らが決めること次第だよ」。
2013年のドラフトで全体6位指名を受けたノエルは、トレードされるかどうかを気にしてはおらず、うわさをチェックすることはないとも述べている。だが、シーズン序盤の苦しい状況下では違った。
ひざを手術したノエルは開幕から23試合を欠場。さらに左足首の挫傷でプレイ時間が制限され、ローテーションから外された。だが、以降は一定のプレイ時間を手にしている。
ノエルは「何も聞いていない」と明かす。
「だから、本当に何も気にしていないんだ」。
原文:Noel not sweating trade deadline by NBA.com(抄訳)