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ナイキがNBA、WNBA、Dリーグの公式オンコートアパレルプロバイダーに

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NBAとナイキは6月10日(日本時間11日)、2017-18シーズンから始まる8年間のグローバル・マーチャンダイジング及びマーケティング・パートナーシップ契約を結んだことを発表した。ナイキは2017-18シーズンからNBAの公式オンコートアパレルプロバイダーとなる。

NBAコミッショナーのアダム・シルバーは、「今回のナイキとの契約は、我々のグローバル・マーチャンダイジング・ビジネスの新しい形を象徴するものだ」と語っている。

「我々のオンコートアパレルにおける独占プロバイダーとして、ナイキは我々のユニフォームとオンコートプロダクツのデザインに最新のテクノロジーを付与し、この競技の国際的な発展に向けた我々のすべての努力の助けとなるだろう」。

輝かしい革新の歴史を築き、業界の最先端を走り続けてきたナイキは、これまでNBAとWNBAの偉大な選手、現役選手たちを数多くサポートしてきた。1992年からNBAのグローバル・マーケティング・パートナーを務めてきた同社は、新たに8年間の契約を更新することにより、史上初めてNBAのユニフォームに同社のロゴを掲示するNBAアパレルプロバイダーとなる。同社はまた、オーセンティック及びスウィングマンジャージー、そしてオンコートウォームアップとシューティングシャツのデザインと製造に関するグローバルライツも保有することになる。

ナイキのマーク・パーカー社長兼CEOは、「NBAと手を組み、我々のグローバルリーチのすべての力、革新性、創造性をもたらし、ナイキにしかできない方法でこの競技を発展させていくことに興奮している」と語っている。

「我々はナイキ、ジョーダン、コンバースという世界で最も密接に結びついた3つのブランドを持っており、この競技の国際的な発展こそが、NBAとナイキ双方が成功する戦略になると期待している」。

WNBAが発足した1997年から同リーグのマーケティングパートナーを務めるナイキは、WNBAオールスターゲームをはじめ、シーズン中に開催されるイベントにも協力する予定だ。また、同社は初めてNBAディベロップメントリーグ(NBA Dリーグ)のマーケティングパートナーも務めることになり、Dリーグ・オールスター presented Kunho TireとNBA Dリーグ・ショーケース presented by Samsungを含め、シーズンを通じてそのマーケティング活動に協力していくことになる。

加えて、このパートナーシップ契約は、NBAオールスターゲーム、NBAグローバルゲームズ、NBAドラフト presented by State Farm、Samsung NBAサマーリーグ、NBA 3XといったNBA関連イベントにも有効化される。またナイキは引き続き、バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズの公式パートナー兼アパレルプロバイダーも務める予定だ。

なお、ナイキは、2006年からUSAバスケットボールのフットウェア及び独占アパレルプロバイダーも務めている。

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