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Dリーグのアイオワ・エナジーが女性ACを起用

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7月30日(日本時間31日)、Dリーグのアイオワ・エナジーは、昨季ビデオコーディネーターを務めたニッキー・グロスのアシスタントコーチ就任を、提携チームであるメンフィス・グリズリーズと共同で発表した。

ACとしての活動はリーグの承認を得てからになるものの、エナジーは、Dリーグのチームで女性ACを起用した唯一のチームとなる。

エナジーのボブ・ドヌワルドHCは、「ニッキーを我々のスタッフに昇格させられ、とても興奮している。彼女はDリーグで唯一人の女性アシスタントコーチになる。ニッキーは、ビデオコーディネーターとして昨シーズン球団に加わり、毎試合の準備をサポートするなど、素晴らしい仕事をしてくれた。彼女は勤勉な性格で、バスケットボールの世界で明るい未来が待っているだろう」とコメント。

シートンホール大出身のグロスは、在学中に女子サッカー部の一員として活動し、卒業後の2012-13シーズンは、MBA取得を目指しながらモンマス大の男子バスケットボールチームのマネージャーを務めた。2013年にはラスベガスで開催されたNBAサマーリーグにインターンとして参加。2013-14シーズンにベイカーズフィールド・ジャムでアシスタント・ビデオコーディネーターを務めたほか、2014年にはカリフォルニアのロングビーチで開催されたアディダス・ネイションズ・キャンプにスタッフとして加わり、今年の8月にも同キャンプに参加することが決まっている。

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