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ペリカンズのブライス・デジーン・ジョーンズが、銃で撃たれ死亡

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5月28日(日本時間29日)、ニューオーリンズ・ペリカンズのブライス・デジーン・ジョーンズ(ガード)が、ダラスにある集合住宅で撃たれ死亡したと、AP通信が伝えた。

警察の調べによれば、デジーン・ジョーンズは、ダラス市内の集合住宅の一室のドアを蹴破って押し入った。当時、住人の男性は寝ていたが、ドアが蹴破れたことに気づき、デジーン・ジョーンズが寝室のドアも蹴破ろうとしたため、銃を取り、発砲したという。

通報を受けた警察が通路で倒れているデジーン・ジョーンズを発見し、病院に搬送されたが、死亡が確認された。享年23歳だった。

デジーン・ジョーンズの訃報に関し、ペリカンズは声明を発表。

「明るい未来のある若い命を失ったことに、酷く衝撃を受けています。ブライスのご遺族に、心からお悔やみを申し上げます」。

ダラスでは、不法侵入者に対し、護身のため殺傷能力のある武器の使用が法律で認められている。

NBAコミッショナーのアダム・シルバーが発表した声明は、以下の通り。

「ブライスは、ハードワークにより数多くの人に影響を与えてきた。不屈の努力をもってNBAに辿りつき、先行きが明るい未来を手にしたはずだった」。

「ブライスのご遺族、ペリカンズに対し、心からお悔やみを申し上げます」。

デジーン・ジョーンズは、1年目の2015-16シーズンで14試合(先発11試合)に出場し、平均5.6得点、3.4リバウンドを記録した。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ