4月27日(日本時間28日)、プロバスケットボールライター協会(PBWA)は、ブルックリン・ネッツのウェイン・エリントン(ガード)を、2015-16シーズンのJ・ウォルター・ケネディ市民賞に選出した。
同賞は、地元地域への社会貢献活動に積極的に取り組んだ選手、ヘッドコーチらに贈られる。
2014年11月9日(同10日)、フィラデルフィアで父親が銃で撃たれ殺害された後、エリントンは、深い悲しみを乗り越え行動を起こし、銃による暴力を防止する活動に積極的に参加するようになった。
銃による暴力反対運動を行なっているニューヨーク郡の子供用バスケットボールプログラム“The Rens”にも参加しているエリントンは、同プログラムに参加している子供たち、ニューヨーク内のユース・バスケットボールプログラム、非営利団体、学校の生徒たちに対し、今季2000枚以上のネッツ戦チケットを贈呈している。
今季の同賞候補には、ジョージ・ヒル(インディアナ・ペイサーズ)、レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)、クリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ)、ジョン・ウォール(ワシントン・ウィザーズ)があげられた。
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