7月27日(日本時間28日)、NBA選手会(NBPA)は、引退した選手を対象とする健康保険制度導入のための基金を設立することを、満場一致で決議したことを発表した。
同制度が適用されるのは、NBAで最低でも3年プレイした選手。引退した選手を対象とする健康保険プログラムの導入は、北米プロスポーツでは初となる。
NBPA会長のクリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ)は、「我々の競技は、過去最も普及した状態にある。それもこれも、自分たちがプレイする以前にハードワークをこなし、リーグに尽くしてきた選手たちのおかげであると、現在NBAでプレイしている全選手が認識している」と、同制度の導入について語った。
「NBAファミリー全体を気にかけることは重要で、我々が歩む道を作ってくれた元選手たちが、会員の健康を保証する前例のないステップを踏めることを誇らしく思う」。