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NBAサマーリーグ、現地7月10日に活躍した選手をピックアップ

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MGM Resorts NBAサマーリーグ2018、5日目で活躍した選手たちをピックアップする。

ジョシュ・ハート(ロサンゼルス・レイカーズ)

昨年のドラフト2巡目指名選手であるハートは、新シーズンでローテーション入りできることを証明しようとしている。この日は外からのシュートが積極的で、勝利したニューヨーク・ニックス戦で27得点を獲得。12本打った3ポイントショットのうち4本を決め、シュートは全体で16本中8本決めている。ロンゾ・ボールとカイル・クーズマはサマーリーグに参加しておらず、2017-18シーズンのレイカーズのルーキーでプレイしているのはハートのみだ。

ケビン・ノックス(ニューヨーク・ニックス)

ノックスは安定して素晴らしいプレイを見せており、トーナメントMVP候補となっている。この日もレイカーズに敗戦しながらも良いプレイを続けた。ケンタッキー大学出身のフォワードで、1巡目指名されているノックスは22本中9本のシュートを決め、22得点、9リバウンドを記録。ノックスはまだ18歳という若さで、タレントを欲しているニックスは彼が成長するために十分なプレイタイムを与えることとなるだろう。すでにノックスにはサイズがあり、少なくともこのサマーリーグ中はオフェンスの中心になれることを見せている。シーズン中、ニックスでローテーション入りすることは間違いないだろう。

ウェンデル・カーターJr.(シカゴ・ブルズ)

敗れたアトランタ・ホークス戦で、カーターは良いポストゲームを見せ、ラスベガスでの活躍を継続させた。センターとしては多少アンダーサイズではあるものの、27分の出場で13本中9本のシュートを決め、23得点、7リバウンドの活躍を見せた。ブルズはカーターがどのポジションに最適なのか研究中だが、インサイドはどちらのポジションでもやれるスキルと力があるだろう。

トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)

ヤングは前試合を大腿四頭筋の怪我で途中退場していたが、早々に復帰。ブルズ相手の勝利で、サマーリーグにおいて自身のベストゲームとなる活躍を見せた。第1クォーターだけで11得点を獲得。シュートの勘を取り戻したのか、最終的に3Pショットを13本中7本決め24得点と活躍した。シュート全体では19本中7本で、いまだにシュート成功率が良い試合を見せられていないヤングではあるが、プレイメイクに関しては常に安定している。この日も5アシストで、チームメイトのレイアップを演出していた。

ギャリー・トレントJr.(ポートランド・トレイルブレイザーズ)

元NBA選手の息子であり、ブレイザーズの2巡目指名選手であるトレントはプレイタイムを多くもらっている。この日のサンアントニオ・スパーズへの勝利でもしっかりと活躍を見せた。ゲーム最多となる20得点を獲得し、3Pショットは8本中4本決めている。デューク大学出身のトレントは、ベンチ出場ながらも25分プレイ。ブレイザーズはウェイド・ボルドウィン四世もテスト中で、この日は先発出場で16得点をあげた。もしブレイザーズがトレントを優先するとなれば、ボルドウィン四世は別チームで開幕を迎える可能性もある。

ハリー・ジャイルズ(サクラメント・キングス)

ジャイルズは興味深い事例だ。デューク大学在学中に負ったひざの怪我の影響で、昨シーズンは全休している。彼には健康な状態でシーズンで迎えたいこともあって、キングスは無理に出場させようとはしていない。それでも、メンフィス・グリズリーズ戦ではわずか24分の出場で11得点、12リバウンドと結果を残している。キングスは全体2位指名でマービン・バグリー三世を指名しているだけに、フロントコートは混み合っているものの、ジャイルズはローテーション入りするチャンスを与えられることとなるだろう。

原文:Summer Standouts, Day 8 by NBA.com


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ