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2020年のNBAオールスター開催地がシカゴに決定

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All-Star 2020

11月10日(日本時間11日)、NBAは、シカゴがNBAオールスター2020の開催地に選出されたことを発表した。

第69回目のオールスターゲームは、NBA優勝6回を果たしているシカゴ・ブルズの本拠地、ユナイテッド・センターで2020年2月16日(同17日)に開催される。シカゴでのオールスターゲーム開催は、1973年、1988年に次いで3回目となる。

同日ユナイテッド・センターで行なわれた会見には、アダム・シルバーNBAコミッショナーのほか、シカゴのラーム・エマニュエル市長、ブルズのマイケル・ラインズドルフ会長兼チーフオペレーティングオフィサー、ジョン・パクソン・エグゼクティブ・バイスプレジデント、ウォルター・バーネットJr.市会議員、シカゴ・スポーツコミッションのカラ・バックマン・エグゼクティブディレクターが出席した。

シルバー・コミッショナーは「シカゴは、名高いバスケットボールの歴史を持つ象徴的な都市です。我々は、NBAオールスターゲームを再び開催できることに興奮しています」と語った。

「エマニュエル市長、ジェリーとマイケル・ラインズドルフ、そして球団に感謝しています。バスケットボールの祝典となる1週間を楽しみにしています」。

2018年のNBAオールスターゲームはロサンゼルス、2019年はシャーロットで開催することが決まっている。2017年にニューオーリンズで開催されたオールスターゲームは、215の国と地域に住むファンが視聴した。

マイケル・ラインズドルフは「NBAがシカゴを2020年のオールスターゲーム開催地に選出してくれたことを誇りに思っています」と、話した。

「この街には、深いバスケットボールのルーツが根付いています。また、アメリカ国内でも非常に情熱的なスポーツファンにも恵まれていることから、関係者全員にとって大成功となるイベントになるでしょう。ユナイテッド・センターの敷地は拡張され、アリーナもリノベーションされました。飲食店、販売店の数も増え、訪れるファンの皆さんにとって使い勝手の良い環境を楽しんで頂けると思っています」。

エマニュエル市長は「シカゴは、NBAオールスター2020の開催を心から楽しみにしています。選手、それから世界中のファンの皆さんを、我々が誇る素晴らしい都市に歓迎します」とコメント。「シカゴは、スポーツ、エンターテイメント、文化にとって世界的な中枢都市の1つです。30年以上という時間を経て、再びNBAオールスターゲームを開催できることは、都市にとって、事業にとって、そして、全ての年代のファンにとって、バスケットボール最大の祭典の一部となれることは名声です」と、続けた。

ユナイテッド・センターでは、オールスターゲームのほか、1年目と2年目の選手が対戦するライジングスターズ・チャレンジが2月14日(同15日)に開催される。15日(同16日)には、Taco Bell スキルズ・チャレンジ、JBLスリーポイントコンテスト、Verizon スラムダンクを含むState Farmオールスターサタデーが行なわれる予定だ。

NBAオールスター・セレブリティゲームは、来季からWNBAシカゴ・スカイの本拠地として使用されるウィントラスト・アリーナで開催される。また、シカゴ・スポーツコミッションとのパートナーシップに伴い、NBAは、ネイビーピアなどシカゴ内の複数の場所で、NBA選手、WNBA選手、レジェンドと交流可能なイベントを実施する。

NBAオールスター2020の期間中、NBAはNBA Cares関連のイベントも開催し、シカゴの学校、行政団体、非営利団体の協力の下、地元住民と触れ合い、コミュニティ内のプログラムに資金、設備などを提供する。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ