7月1日、NBAは2017-18シーズンのサラリーキャップが9909万3000ドル（約111億2600万円）に決定したことを発表した。

2017-18シーズンのタックスレベル（ラグジュアリータックスを科せられる年俸総額上限）は、1億1192万6600ドル（約125億6700万円）に、ミニマム・チームサラリー（チームの最低年俸総額）は8918万4000ドル（約100億円／サラリーキャップの90％）となった。

また、チーム年俸総額によって条件が設定されている3つのミッドレベル例外条項は、以下の金額に決まった。 

●ノンタックスペイヤー・ミッドレベル： 840万6000ドル（約9億4400万円）

●タックスペイヤー・ミッドレベル： 519万2000ドル（約5億8200万円）

●ルーム・ミッドレベル（サラリーキャップを超過していないチームが使用できる）： 432万8000ドル（約4億8600万円）

このサラリーキャップ額は、リーグのモラトリアム（猶予）期間が終了する米国東部時間6日午前12時1分から適用される。モラトリアム期間中はフリーエージェントやトレードの交渉のみ可能で、契約締結はモラトリアム期間が明けてから可能だ。