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2016-17シーズンのサラリーキャップが決定

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NBAは7月2日(日本時間3日)、2016-17シーズンのサラリーキャップが9414.3万ドル(約96.5億円)に決まったことを発表した。

昨季(2015-16シーズン)の7000万ドルから2000万ドル以上、一昨季(2014-15シーズン)の6300万ドルから3000万ドル以上、サラリーキャップが上がったことになる。

2016-17シーズンのタックスレベル(ラグジュアリータックスを科せられる年俸総額上限)は、1億1328.7万ドル(約116.1億円)に、ミニマム・チームサラリー(チームの最低年俸総額)は8472.9万ドル(約86.8億/サラリーキャップの90%)となった。

また、チーム年俸総額によって条件が設定されている3つのミッドレベル例外条項は、以下の金額に決まった。

●ノンタックスペイヤー・ミッドレベル(タックスライン超過額が400万ドル(約4.1億円)未満のチームが使用できる): 562.8万ドル(約5.7億円)
●タックスペイヤー・ミッドレベル(タックスラインを400万ドル以上超過しているチームが使用できる): 347.7万ドル(約3.5億円)
●ルーム・ミッドレベル(サラリーキャップを超過していないチームが使用できる): 289.8万ドル(約2.9億円)

このサラリーキャップ額は、リーグのモラトリアム期間が終了する米国東部時間7日午前12時1分から適用される。モラトリアム期間中はフリーエージェントやトレードの交渉のみ可能で、契約締結はモラトリアム期間が明けてから可能だ。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ