5月24日(日本時間25日)にトヨタ・センターで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズとヒューストン・ロケッツによるウェスタン・カンファレンス・ファイナル第5戦は、ホームのロケッツが98-94で勝利し、1994-95シーズン以来初、23年ぶりのNBAファイナル進出に王手をかけた。
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序盤から一進一退の攻防が続くなか、第4クォーター残り2.4秒、94-96でロケッツを追っていたウォリアーズはドレイモンド・グリーンが痛恨のターンオーバーを犯してしまい、さらにエリック・ゴードンにファウル。ゴードンが獲得した2本のフリースローを落ち着いて成功させ、ロケッツが勝負を決めた。
王手をかけたとはいえ、ロケッツに不安材料がないわけではない。クリス・ポールが第4Q終盤に右ハムストリングを痛め、ベンチに下がらざるを得なかったからだ。けがの程度はわかっていないものの、第6戦を欠場する可能性もある。マイク・ダントーニ・ヘッドコーチは「気持ちの面ではあまり良い状態ではない」と、ポールについて説明した。
「彼は出場したがっていた。もちろん、不安に思っているだろう。明日の状態を見ないといけない」。
3勝2敗とNBAファイナルまであと1勝に迫ったロケッツは、ゴードンが24得点、ポールが20得点、7リバウンド、6アシスト、ジェームズ・ハーデンが19得点、クリント・カペラが12得点、14リバウンドで勝利に貢献した。
ステフィン・カリーは、2勝3敗になった結果について「以前に経験していないことだから、答えを見つけないといけない章を迎えた」と話している。
「しっかり対応して、この物語を終わらせないといけない」。
後がなくなったウォリアーズ(2勝3敗)は、ケビン・デュラントが29得点、クレイ・トンプソンが23得点、カリーが22得点、7リバウンド、6アシスト、4スティール、グリーンが12得点、15リバウンドだった。
第6戦は26日(同27日)にウォリアーズの本拠地オラクル・アリーナで行なわれる。
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