4月28日(日本時間29日)にオラクル・アリーナで行なわれたNBAプレイオフ2018、ニューオーリンズ・ペリカンズとゴールデンステイト・ウォリアーズによるウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第1戦は、第2クォーターを41-21で圧倒したウォリアーズが早々に大量リードを奪い、123-101で勝利した。
序盤から攻守両面でペリカンズを上回ったウォリアーズは、幸先良い形でシリーズ1勝目をあげている。16得点、15リバウンド、11アシスト、3スティール、2ブロックを決め、プレイオフで通算4回目のトリプルダブルを達成したドレイモンド・グリーンは「テンポを上げて、守備から素早く攻撃に転じることができればチームにとって大きい。それがチームにとっての鍵。ディフェンスからすべてが始まるんだ」と語った。
快勝を喜ぶウォリアーズに朗報も舞い込んだ。スティーブ・カー・ヘッドコーチが左ひざの負傷で3月下旬から欠場を続けているステフィン・カリーについて言及し、第2戦に出場する可能性が高いことを示唆したのだ。
チーム最多の27得点でオフェンスを牽引したクレイ・トンプソンは「ステフ抜きでプレイすることに対応してきた。次の試合で彼が復帰できたら嬉しいけれど、難しい場合に備えて、これまでと同じ意識を持っていないといけない」と話した。
ウォリアーズ(1勝0敗)はトンプソンとグリーンのほか、ケビン・デュラントが26得点、13リバウンドで勝利に貢献した。
敗れたペリカンズ(0勝1敗)は、アンソニー・デイビスが21得点、10リバウンド、イートワン・モアが15得点、ラジョン・ロンドが9得点、8リバウンド、11アシストだった。
第2戦は同会場で5月1日(同2日)に行なわれる。