4月20日(日本時間21日)にキャピタル・ワン・アリーナで行なわれたNBAプレイオフ2018、トロント・ラプターズとワシントン・ウィザーズによるイースタン・カンファレンス・ファーストラウンド第3戦は、ホームのウィザーズが122-103で勝利し、シリーズ初勝利をあげた。
第1クォーター序盤まではラプターズが優勢に進め、トロントでの第1、2戦と同様の展開になるかと思われた。しかし、この日のウィザーズは18-27から12-0のランで逆転。第2Q以降は主導権を渡さずに試合をコントロールし続けて勝ちきり、シリーズ戦績を1勝2敗としている。
第3戦では、マーキーフ・モリスとOG・アヌノビー、ジョン・ウォールとサージ・イバカが小競り合いを起こし、両チームの選手が間に入って静止する場面も見られた。ビールは試合後「僕たちは毎試合で殴り合うつもりなんてない」とコメント。「今日は自分たちの強みを生かして勝てた」と、続けた。
ウィザーズ(1勝2敗)は、ウォールが28得点、14アシスト、ビールが28得点、マーチン・ゴータットが16得点で勝利に貢献した。
ラプターズのカイル・ラウリーは、試合中の小競り合いについて「誰も喧嘩なんてしていない」と話している。
「フィジカル色が出ているだけ。誰も喧嘩なんてしていない。熱くなってしまっただけだよ。でも、これがバスケットボールの試合」。
敗れたラプターズ(2勝1敗)は、デマー・デローザンが23得点、ラウリーが19得点、8アシストだった。
第4戦は同会場で22日(同23日)に行なわれる。