4月19日(日本時間20日)にアメリカン・エアラインズ・アリーナで行なわれたNBAプレイオフ2018、フィラデルフィア・76ersとマイアミ・ヒートによるイースタン・カンファレンス・ファーストラウンド第3戦は、プレイオフデビュー戦となったジョエル・エンビードが23得点の活躍を見せ、76ersが128-108で勝利した。
左眼窩骨折で3月下旬から10試合を欠場したエンビードは、黒のフェイスガードを装着してプレイオフ初出場。第4クォーター終盤には一人で連続7点を決めるなど、76ersが敵地でシリーズ2勝目を掴む原動力となった。
エンビードはフェイスガードについて「イライラした」と語っている。
「でも、こうしてマスクを着けて顔面を守らないとプレイできなかった。慣れる必要があったけれど、対応できたよ」。
ブレット・ブラウン・ヘッドコーチは「彼のプレイを誇りに思う」と話している。
76ers(2勝1敗)はエンビードのほか、ダリオ・シャリッチとマルコ・ベリネリがそれぞれ21得点、ベン・シモンズが19得点、12リバウンド、7アシストで勝利に貢献した。
第1戦と同様に、76ersは第3戦も後半を65-44と圧倒した。ヒートのエリック・スポールストラHCは「第1戦と第3戦は、彼らの試合だった」と、負けを認めている。
敗れたヒート(1勝2敗)は、ゴラン・ドラギッチが23得点、8アシスト、ジャスティス・ウィンズロウが19得点、10リバウンドだった。
第4戦は同会場で21日(同22日)に行なわれる。