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NBAプレイオフ2018ファーストラウンド第7戦プレビュー:ペイサーズ対キャバリアーズ

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クリーブランド・キャバリアーズは、イースタン・カンファレンス準決勝進出をかけ、4月29日(日本時間30日)にクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれるインディアナ・ペイサーズとのファーストラウンド第7戦に臨む。

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敵地での第6戦に87-121で敗れたキャブズは、球団史上初のプレイオフ・ファーストラウンド第7戦を戦うことになった。キャブズはこれまでプレイオフシリーズの第7戦を5回経験し、3勝2敗(ホームでは2勝0敗)という成績を残している。直近の第7戦は2016年のNBAファイナル第7戦で、キャブズが敵地でゴールデンステイト・ウォリアーズを93-89で下し、1勝3敗の状況から3連勝で球団史上初優勝を達成した。

それ以前にキャブズが経験した第7戦は、ワシントン・ブレッツ(現ウィザーズ)と対戦した1976年のカンファレンス準決勝で、キャブズが同シリーズに4勝3敗で勝利。ボストン・セルティックスと激突した1992年のカンファレンス準決勝も同じく第7戦にまでもつれ、このときもキャブズが最終戦に勝ってカンファレンス決勝に勝ち進んでいる。デトロイト・ピストンズと対戦した2006年のカンファレンス準決勝も第7戦で決着をつけることになったが、このシリーズでは涙をのんだ。また、セルティックスとは2008年のカンファレンス準決勝でも対戦し、第7戦の末3勝4敗で敗れた。

クイックン・ローンズ・アリーナで第7戦が開催されるのは今シリーズが初で、キャブズが勝てば球団史上12回目のカンファレンス準決勝進出となる。それを実現するためには、2017-18シーズンのセントラル・ディビジョン優勝の原動力になった3ポイントショットの調子を取り戻さなくてはならない。

チームトップクラスの3Pシューター、カイル・コーバーは、ペイサーズとの第2戦以降33本中15本(成功率45.5%)の3Pを決め、平均11.0得点を記録している。コーバー以外では、JR・スミスも第6戦で3本の3Pを成功させ、徐々にだが調子も上向きつつある。

また、29日(同30日)の第7戦では、レブロン・ジェームズがNBAプレイオフ史上初の快挙を達成する可能性が高い。現在までにプレイオフでの199試合で20得点超えを果たしているジェームズは、第7戦で20得点以上を記録すれば、プレイオフ史上初の200試合で20得点超えを果たす選手になる。

カンファレンス準決勝でトロント・ラプターズと対戦するチームが決まるペイサーズとキャブズによるイースタン・カンファレンス・ファーストラウンド第7戦は、日本時間30日の午前2時ティップオフの予定だ。

原文:#CavsPacers Game Preview - April 29, 2018 by Cavaliers.com(抄訳)

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ