NBAプレイオフ 東カンファレンス決勝プレビュー:セルティックス対キャバリアーズ
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NBAプレイオフ 東カンファレンス決勝プレビュー:セルティックス対キャバリアーズ

レギュラーシーズンの対戦はキャバリアーズが3勝1敗

NBAプレイオフ2017も佳境に入り、NBAファイナル進出をかけたウェスタン/イースタン・カンファレンス決勝が5月14日(日本時間15日)からスタートした。

ここでは各対戦カードの注目ポイントを紹介。今回はイースト1位ボストン・セルティックスvs 同2位クリーブランド・キャバリアーズのシリーズだ。

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NBAプレイオフ2017 イースタン・カンファレンス決勝

ボストン・セルティックス(1位)対クリーブランド・キャバリアーズ(2位)

背景

4月5日(同6日)のこの両チームの対戦は、あらゆる人の注目を集めていた。当時、1か月強にわたってキャバリアーズは苦戦しており、イーストのトップシードの座をかけたボストンでの一戦は、キャバリアーズがNBAファイナルに向かう上で彼らの弱さを図る一戦となったからだ。

その一戦で、キャバリアーズはセルティックスに23点差をつけて大勝した。特に、ボストンでは常に手に負えないレブロン・ジェームズは、フィールドゴール22本中14本成功の36得点、10リバウンド、6アシストと出色のパフォーマンス。ペリメーターショットはひとつも決められなかったが、リングに向かう中で相手をたびたび圧倒し、インサイドでセルティックスを痛めつけた。

もちろん、セルティックスはその試合で3ポイントショットを獲得できたわけではなく、33本中7本成功という数字に終わった。だが、プレイオフを通じ、彼らの成功を支えてきたのは、ペリメーターショットを決める力だ。ワシントン・ウィザーズとのシリーズでは、成功率40%以上を記録した。それも、アイザイア・トーマスのペリメーターショットが不安定だったにもかかわらず、だ。トーマスはプレイオフの最近の試合で苦しんでおり、53得点を記録したウィザーズとの第2戦以降は生産性が落ちている。

キャバリアーズはゴールデンステイト・ウォリアーズ同様、プレイオフに入ってから8連勝でカンファレンス決勝にたどり着いた。トロント・ラプターズとの最後の試合からセルティックスとの第1戦まで、10日が空く形だ。ウォリアーズはサンアントニオ・スパーズとのウェスタン・カンファレンス決勝 第1戦で「さびつき」が問題となった。だが、タレント豊富なキャバリアーズは早くにセルティックスにリードを許したりはしないはずだ。

キープレイヤー

ジェームズだ。いつだって、ジェームズだ。昨今のイースト全体を見劣りさせているのは彼である。それは2010年にキャバリアーズを離れてマイアミ・ヒートに加わったときからだ。イーストからファイナルに進んだのは、6年連続でジェームズのチームである。今の彼のプレイを見る限り、それが7年連続にならないと考える理由はほとんどない。

プレイオフ最初の2ラウンドにおけるジェームズ効果は計り知れない。平均34.4得点(プレイオフでは自己最多に続く数字)、FG成功率55.7%、3P成功率46.8%、平均フリースロー試投数が11.5本を記録している。


イーストのその他の球団同様に、セルティックスにも、15分から20分にわたってジェームズを抑えられるような守備ができる選手はいない。ウェストにはアンドレ・イグダーラやカワイ・レナードがいる。だが、イーストにはいないのだ。

セルティックスは体格に優れたジェイ・クロウダーを試すだろうが、そうなるとキャバリアーズはピック&ロールでジェームズを走らせるだろう。小柄なエイブリー・ブラッドリーを当てれば、キャバリアーズはジェームズにアイソレーションをさせるだろう。新人ジェイレン・ブラウンに対しては、ジェームズは彼のような若い選手を扱うだけの技がある。ラプターズとのシリーズでも、ジェームズはPJ・タッカーをずっと苦しめた。そして、セルティックスにはタッカーのようにジェームズを守るに適した選択肢がない。

さらに、ジェームズにはカイリー・アービング(ショットが精彩欠くも平均23.8得点)の強力なサポートがあり、トリスタン・トンプソン(平均10.8リバウンド)とカイル・コーバー(3P成功率48.5%)も求められることをこなしている。ただ、すべてはジェームズだ。再び彼のビッグシリーズになることが予想できる。

注目の数字

227.7

これまで通りなら、この両チームは高得点で面白い試合を演じるはずだ。100ポゼッション当たりの平均得点は、プレイオフで両チーム合わせて230得点近い。『NBA.com』のスタッツによれば、キャバリアーズはプレイオフ出場チーム最多の117得点。トゥルー・シューティング成功率(2点FG、3点FG、フリースローを総合的に判断したショット成功率)はプレイオフ出場チーム最多の61.6%だ。

ポストシーズンに入り、セルティックスも力強さを見せた。最近はスローダウンしているとはいえ、トーマスは1か月にわたって奮闘し、アル・ホーフォードもオールラウンドぶりで批判を黙らせてきた。だが、ジェームズがけん引する猛攻に、セルティックスが食らいつくことはできないだろう。

予想

キャバリアーズがシーズン終盤に“気絶”し、トップシードの価値に関心を持たなかったおかげで、セルティックスにはホームコート・アドバンテージがある。セルティックスがシリーズで1試合をものにするには十分だろう。だが、それ以上ではない。キャバリアーズが第5戦で突破するだろう。

原文:NBA playoffs 2017: Top-seeded Celtics provide final East challenge for LeBron James' Cavs by Sean Deveney/Sporting News(抄訳)


各シリーズの日程&結果

プレイオフ組み合わせ(勝ち上がり表)



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