近い将来、NBAがオールスターゲームのルールを変更する可能性が出てきた。
ロサンゼルス・クリッパーズのクリス・ポールが、2月19日(日本時間20日)にニューオーリンズのスムージー・キング・センターで行なわれたNBAオールスター2017(ウェスタン・カンファレンスが192-182で勝利)後、NBAコミッショナーのアダム・シルバーに連絡を取ったと『ESPN』が伝えた。
『ESPN』によれば、今後NBA選手会会長のポール、シルバー、マイケル・ジョーダンら各チームのオーナーが集まり、オールスターゲームに関するルール変更を話し合う可能性があるという。
現時点で報じられている変更案は、ウェスタン・カンファレンスとイースタン・カンファレンスのキャプテンによる先発指名、4ポイントショットスポットの導入、もしくはハーフコートラインからの得点を10点とするなど。
当然ながら、これらの変更はオールスターゲームに限られたものだ。誰もレギュラーシーズンの試合で選手たちがハーフコートショットを頻繁に打つ姿など見たくはない。
シルバーは「来年までに変更を加える」とオールスターゲームについて語っている。
選手もファンも、オールスターゲームの威厳を欠いたような試合展開が続き、例年200得点に到達するような試合にがっかりしている感は否めない。
原文:10-pointer coming to All-Star game? Adam Silver, Chris Paul discussed rule changes by Alec Brzezinski/Sporting News