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NBAコミッショナー「メキシコほど重要なマーケットはない」

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ダラス・マーベリックスのオーナーであるマーク・キューバンは、メキシコのメキシコシティにNBAの球団をつくることに賛成している。だが、シーズン中の大会開催で妥協しなければいけないかもしれない。

レギュラーシーズンの82試合すべてをエキサイティングなものにすべく、ブレインストーミングを続けるNBA。コミッショナーのアダム・シルバーは1月14日(日本時間15日)、メキシコ開催の試合数を増やす可能性に言及した。

メキシコシティで行なわれたサンアントニオ・スパーズ対フェニックス・サンズの試合前の会見で、シルバーは「我々にとってメキシコ以上に重要な市場はない。すでに、ここでほかの試合も開催することについて話し合った」と明かしている。

「だが、2チームだけで1試合のイベントをするよりも、もっと多くのチームを連れてくるほうがさらに意義深いだろう。たとえば複数のチームでシーズン中のトーナメントのようなものをやったりするんだ。ラウンドロビン・トーナメントみたいなものだね」。

プレシーズンの試合を44分に短縮する実験を行ない、カンファレンスに無関係な新プレイオフの採用を検討するなど、シルバーはさまざまなアイディアを持つことで知られる。

そのシルバーは「メキシコシティに球団をつくることについては、検討している」と述べた。

「北米最大の2000万人以上の大きな市場だ。直近に拡張は予定していないが、検討していることのひとつだ。リーグ全体にとって良いことかどうかだね。もちろん、メキシコシティに来ることは、人口のことだけでなく、南米全体への玄関口として、リーグにとって非常に重要になり得る」。

メキシコでのレギュラーシーズン開催は、スパーズ対サンズが5試合目だった。メキシコは1992年からNBAの24チームを招いている。

原文: NBA franchise in Mexico isn't on the horizon but is a midseason tournament? by Sporting News(抄訳)
 


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