8月31日(日本時間9月1日)、NBAはロサンゼルス・レイカーズに対し、リーグが定めるタンパリング(不正交渉)規定に違反したことにより、50万ドル(約5500万円)の罰金処分を科したことを発表した。今回の決定は、ワッチェル・リプトン・ローゼン&カッツ法律事務所による調査後に決定された。
今回の件は、レイカーズのロブ・ペリンカGMがポール・ジョージ(当時インディアナ・ペイサーズ、現オクラホマシティ・サンダー所属)の代理人と接触した際、同選手がペイサーズの契約下にあるにもかかわらず、規定で禁止されている獲得に関心があることを仄めかす表現が含まれていたため問題視された。NBAは、レイカーズのアービン“マジック”ジョンソン球団社長が4月20日(同21日)に全米放送されたテレビ番組に出演した際に同選手についてコメントした内容に関して、レイカーズにタンパリング規定に違反していると警告していた。
調査の結果、レイカーズが同選手と契約するという合意または取り決めがあったという証拠は見つかっていない。
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NBAが定めるタンパリング規定では、他チームとの契約下に置かれている選手と事前交渉することが禁じられている。禁止事項の中には、他チームとの契約下にある選手に関心があることを公の場で表現すること、対象選手の代理人に獲得に関心があると伝えることも含まれている。
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