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復帰は「未定」のスティーブ・カーHC、クリーブランドへの遠征は「何があっても行く」

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ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチは、まだ完全にコートサイドに戻る用意ができていないようだ。だが、そこに近づきつつある。

2015年の腰の手術の影響にいまだ苦しむカーHCは、昨季43試合で指揮を執ることができず、今年のプレイオフでもファーストラウンドの第2戦を最後にベンチから離れている。それでも、ウォリアーズはプレイオフで12連勝を飾り、6月1日(日本時間2日)から始まるファイナルの場に駒を進めてきた。

共同ヘッドコーチのマイク・ブラウンが指揮を執ってきたウォリアーズだが、カーHCもチームのミーティングには参加している。51歳の同HCはともにゲームプランを練る助けをしても、試合中に指揮を執るのは難しいと認めた。

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5月29日(同30日)、カーHCは報道陣に「5月14日(同15日)からすべてのミーティング、フィルムセッション、練習に出席している。少しチームのことに取り組んでいるよ」と述べている。

「私のメッセージは重要だと思う。我々は正しいバランスを見出したと思うよ」。

「試合でコートサイドに立つことはないだろう。マイクとほかのスタッフたちが素晴らしい仕事をしてくれた。大変だし、不思議だけど、我々はうまくやっている」。

髄液が漏れたことにより、カーHCは片頭痛や吐き気に苦しんでいる。クリーブランド・キャバリアーズとのファイナル第1戦で指揮を執ることについて、カーHCは「未定」と可能性を排除することはなかった。本人によると、状態は良くなっている。だが、問題なくフルタイムの仕事を再開できるかどうかは神のみぞ知るという状況だ。

ただし、オークランドでのファイナル最初の2試合で指揮を執るかどうかにかかわらず、カーHCは第3戦と第4戦が開催されるクリーブランドへの遠征に帯同すると強調した。

「何があっても行くよ」。

原文: NBA Finals: Steve Kerr will travel to Cleveland, but might not coach by Sporting News(抄訳)


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