6月1日(日本時間2日)、クリーブランド・キャバリアーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズによるNBAファイナル2017第1戦ががオラクル・アリーナで行なわれ、ケビン・デュラントがゲーム最多の38得点、8リバウンド、8アシスト、ステフィン・カリーが28得点、6リバウンド、10アシストの大活躍を見せ、ウォリアーズが113-91で快勝した。
NBAファイナル史上初となる3年連続の同一カードとなった今ファイナル初戦は、ホームのウォリアーズが終始試合を支配した。ウォリアーズの堅牢なディフェンスにより、キャブズは前半終了までにターンオーバーを12回、試合を通じ20回を記録したのに対し、ウォリアーズは試合を通じてわずか4ターンオーバー(ファイナル史上1試合における最少タイ記録)に抑えたばかりか、第3クォーター終盤までにリードを24点(93-69)に拡大。キャブズに付け入る隙を全く与えず、ファイナル初戦をものにした。
スティーブ・カー・ヘッドコーチに代わってウォリアーズの指揮を執るマイク・ブラウン代行HCは、過去に2度解任されたキャブズについて「きっとレブロンは『今日より良いプレイができる』と考えているだろう」と語った。
「それに、KD(デュラントの愛称)を称えるべきと思っているんじゃないかな」。
NBAプレイオフで負けなしの13連勝を記録したウォリアーズはデュラント、カリーのほか、ドレイモンド・グリーンが9得点、11リバウンドで勝利に貢献した。
敗れたキャブズは、レブロン・ジェームズが28得点、15リバウンド、8アシスト、カイリー・アービングが24得点、ケビン・ラブが15得点、プレイオフでの自己最多21リバウンドをあげている。
キャブズのタロン・ルーHCは「今まで見た中でベストチームだ」と、ウォリアーズを称賛した。
「(プレイオフ初戦から)13連勝だ。彼らは毎年、コンスタントに記録を更新している」。
第2戦は4日(同5日)に同会場で行なわれる予定だ。