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ステフィン・カリー「KDはこれから間違いないくチームの大きなパートを担う」

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6月2日(日本時間3日)、クリーブランド・キャバリアーズとのNBAファイナル2018 第2戦を翌日に控えたゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーがメディアとの質疑応答に応じた。

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――敗戦の中にはショックが大きいものもある。あなたのキャリアを通じての意見として、挽回するのが難しい敗戦もあると思う?

そうだね。どういう試合になったかによるし、どうやって気持ちをすぐに切り替えられるかによるね。でも、このレベルでプレイしている選手ともなれば、試合の翌日にはもう先のことを考えられていると思う。気持ちの切り替えは自然に起きると思うよ。

それでも、タフな負けを喫した日の夜には寝れないこともある。それだけ勝ちたいという気持ちがある証拠だし、それだけ勝利に近づいたということ。でも、コートに立てば簡単に気持ちを切り替えられる。

――第1戦ではレブロン・ジェームズがスウィッチを苦にしていなかった。あなたは何度となく彼とマッチアップしたけれど、どれだけ大変だった? そして第2戦では彼に対する守備の仕方を変える?

第1戦の映像を見てわかったのは、彼が51得点を決めただけではなくて、前半はチームのスウィッチに抵抗する力が足りていなかった。ヘルプサイドのディフェンスでもね。自信を持って彼と対峙しないといけない。

得点にかかわらず、彼は素晴らしい選手。でも、僕たちもさらにアグレッシブにやらないといけない。だからといってゲームプランを変える必要はない。もっと速く、フィジカルに実行する必要があるということ。レブロンだけではなく、試合開始から相手に楽にやらせないようにすることが大事。自分たちにはやれると思うよ。

――第1戦のケビン・デュラントのプレイ(フィールドゴール22本中8本成功の26得点)を見て、何か言う必要がある? 彼自身で解決法を見つけられると思う?

自分たちは、チームに向けられている期待の犠牲者みたいなもので、KD(デュラントの愛称)が酷いプレイをしたなんて言われるのは面白いね。彼が毎試合でどれだけ期待されているかということだね。

僕たちはチーム全員でやっている。誰かが何かを言う必要なんてないよ。ただ、「第2戦もやってやろう」と言うだけでいい。それで全員がベストを尽くせばいいんだ。

この2年間、そういうコミュニケーションを取ってきた。試合映像を見て、全員で意見を言い合っている。誰も独り善がりになっていない。そういう雰囲気は好きだね。第1戦になんとか勝てたのはわかっている。KDはこれから間違いないくチームの大きなパートを担うようになるよ。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ