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ケビン・デュラント「優勝するために何が必要かは皆がわかっている」

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6月7日(日本時間8日)、クリーブランド・キャバリアーズとのNBAファイナル2018 第4戦を翌日に控えたゴールデンステイト・ウォリアーズのケビン・デュラントが、メディアとの質疑応答に応じた。

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――今季のポストシーズンでのレブロン・ジェームズを見れば、たとえファイナルで負けてもファイナルMVPに選出される可能性があると言われている。その点についてどう思う?

何も思わない。レブロンなら(ファイナルMVPを)受け取らないと思う。彼は勝者なんだ。負けてファイナルMVPを受賞することを許さないと思う。でも、わからないけれどね。どう答えていいかわからない。

――現代のバスケットボールで語られる最大のトピックの一つには、バスケットボールIQの重要性が挙げられる。高いレベルで試合について考える能力のことだけれど、あなたがフリーエージェントになって移籍先を決めるにあたり重要なファクターになった部分でもあった。プレッシャーがかかる今のような状況で、バスケットボールIQは役に立っている?

経験に助けられるのだと思う。実験的なことやミスを経て選手は成長する。今のチームには、NBAであらゆることを経験した選手が揃っている。特に昨年のプレイオフから多くのことを経験した。

それでニック(ヤング)というキャリア11年のベテランが加わった。彼は経験豊富で、素晴らしい選手とも一緒にやってきた。それからクイン(クック)がチームに入った。未だにリーグで活躍する方法を見つけようとしている選手だけれど、彼はハードワークの意味を理解している。選手によって、これまでに歩んできた道のりは違う。皆それぞれ異なる考え方を持っている。それが素晴らしいチームを作るのだと思う。

――去年のチームと比べて、どういう部分でより集中できている?

去年とは異なるよ。お互いにチャンピオンとしてシーズンを過ごしてきたから、優勝するために何が必要かは皆がわかっている。可能な限り集中したいと思っているよ。感情的な部分は関係ないかな。今はソリッドで、集中したプレイをしたい。その上でどうなるか、ということだね。

去年とは異なる。以前誰かにも言ったことだけれど、僕はカニエ・ウェストの一枚目のアルバムが最高だと思っている。それまでに彼の楽曲を聴いたことがなかったわけだからね。つまり一度目は少し異なるということ。でも、彼はそれからも素晴らしい音楽を作っている。

今の自分たちは素晴らしい1年目からの転換期を迎えているところで、2年目には違う形で優れたチームになる道を模索している。上手く伝われば良いんだけれど。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ