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ケビン・デュラント「打てるショットがあれば冷静に、落ち着いて打とうと思っていただけ」

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6月6日(日本時間7日)にクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれたNBAファイナル2018 第3戦は、ゴールデンステイト・ウォリアーズが110-102で勝利し、3連勝で2連覇まで王手をかけた。試合後の会見で、試合最多かつプレイオフ自己最多となる43得点をあげたウォリアーズのケビン・デュラントがメディアからの質疑に応じた。

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――この試合が持つ意味は大きく、キャブズは試合開始から力強いプレイをしていた。チームメイトが苦しむなか、この試合を決めるのは自分になるという重圧はあった?

何も考えていなかった。とにかくディフェンスに力を入れて、可能な限りリバウンドを奪って、打てるショットがあれば冷静に、落ち着いて打とうと思っていただけだった。良いスポットを見つけられたし、チームメイトが良い形でスクリーンを張ってくれた。コーチも自分のプレイをセットしてくれたから、アグレッシブにプレイしようと思った。ただ、主に考えていたのは、ディフェンス、インテンシティ、リバウンドだったね。

NBA Finals 2018 Game 3 Kevin Durant

――第4クォーターでの3ポイントショットについて聞かれたとき、ステフ(カリー)の3Pのほうが大きかったと言っていた。それはどうして?

今日の彼はショットを外していて、苦しんでいた。それでも自信を持って打たないといけなかった。彼が3Pを決めた瞬間、試合の流れが自分たちに傾いた。

相手が3Pを打ってくるのはわかっていた。ただ、彼らは3、4本に1本の割合くらいで決めていたからね。相手が3Pを狙っているのはわかっていたんだ。チームは良いプレイができたし、アンドレ(イグダーラ)がダンクを決めた。良いダンクだったし、試合の流れは自分たちのほうに傾いていた。

ただ、全てはディフェンスから生まれたもの。それでステフが3Pを成功させた。彼はどれだけショットを外そうが気にしない。そういうところこそ、僕が大好きな部分なんだ。

――今日は先発がオフェンスで苦しんでいた。自分がオフェンスのペースを上げないといけないと思っていた?

そうだね。毎ポゼッションで集中していた。誰が打とうと、良いショットを打てれば問題ない。大事なのは後半の守備だった。試合に勝ちたいのなら、48分間を通して後半のような守備が必要になる。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ