6月21日(日本時間22日)にブルックリンのバークレイズ・センターで開催されたNBAドラフト2018で、フェニックス・サンズから全体1位で指名されたディアンドレ・エイトンが、指名直後の会見で質疑に応じた。
――ドラフト前から全体1位で指名されると言われていた。実際に1位で指名されて、どういう気分だった?
フェニックス・サンズの指名する全体1位選手として自分の名前が呼ばれた瞬間は、極めて刺激的だった。自信はあったけれど、(コミッショナーの)アダム・シルバーが現れて、自分の名前が呼ばれるのを待っていた。実際に呼ばれた瞬間は、何が何だかわからなくなってしまったよ。やるべきことをやってきたし、指名された瞬間を楽しんだ。母の反応は、プライスレスだった。
――これから3年後のサンズで、どういう役割を担うと思う? もしくは、どういう役割を担いたい?
最高のチームメイトになりたい。そしてリーグ最高の2ウェイプレイヤーになりたい。NBAのスタイルは変化しているけれど、自分は昔ながらのビッグマンのやり方にこだわりたいと思っている。インサイドで支配的な選手になりたい。
――バハマからアメリカにやってきたときから、バスケットボールか仕事しか集中して取り組むことがなかったという記事を読んだ。これから1日か2日はリラックスする予定? まず一つの目標を達成したわけだが、たとえばディズニーランドに行って気分転換するとか?
いや、もうハードワークは始まっているよ。母には「これから一生懸命に努力しないといけない」と話した。やることはすごく多い。夏が終わった頃にひと休みするさ。
――先日デビン・ブッカーとのデュオを“シャック&コービー2.0”にしたいと表現した。デビンとのプレイで楽しみな部分は? どうやってサンズを次のレベルに導こうと思っている?
バスケットボールは変化していて、“ツーメン・ゲーム”は抑えるのが難しい。デビン・ブッカーは得点できる選手で、自分はピック&ポップ(スクリーンに行った後、外に飛び出してボールをもらうプレイ)を機能させられる。それに自分は万能型の選手で、危険な存在。チームは若い選手が多くて、ハングリーなチームだ。僕たちは全員が一丸となって素晴らしいケミストリーを生み出さないといけない。フェニックスで歴史に残るようなことを成し遂げないといけない。