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NBAコミッショナー、オールスター2017開催地について言及

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NBAコミッショナーのアダム・シルバーは、6月2日(日本時間3日)、オラクル・アリーナで行なわれた2016 NBAファイナル、クリーブランド・キャバリアーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ第1戦前に会見を開き、シャーロットで開催される予定のオールスター2017について言及した。

ノースカロライナ州議会で可決された反LGBT(女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者、性同一性障害を含む性別越境者のイニシャルによる造語)法を問題視しているシルバーは、法改正に向けた動きが今夏中に進むことを求めている。しかし、現時点で開催地を変更する期限日などは設ける考えがないことを、明確に示している。

同法の影響により、すでに複数の有名ミュージシャンなどが、ノースカロライナ州で予定されていた公演を中止する判断を下した。シルバーは、法改正に向け建設的な議論が起こっているため、NBAはシャーロットでのオールスターゲーム開催について、同様のアプローチを取らないと語った。

「私が思うに、関係者も、問題点に気づき始めている。現状、経済的に重大なダメージを州に与えてしまっているということに。以前から話しているように、彼らも、我々が来年ノースカロライナでオールスターゲームを開催することを希望していると、理解してくれているはずだ」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ