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デイビッド・ブラットとルーク・ウォルトンが10~11月の月間最優秀コーチ賞に選出

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12月1日(日本時間2日)、NBAは2015年10~11月のコーチズ・オブ・ザ・マンス(月間最優秀コーチ賞)を発表し、イースタン・カンファレンスからクリーブランド・キャバリアーズのデイビッド・ブラット・ヘッドコーチ、ウェスタン・カンファレンスからゴールデンステイト・ウォリアーズのルーク・ウォルトンHC代行を選出した。

ブラットHC率いるキャブズは、シカゴ・ブルズとの開幕戦こそ落としたものの、その後の8連勝を含め、10~11月の試合でイースタン・カンファレンス最高成績となる13勝4敗(勝率76.5%)を記録。同月はホームで9戦全勝と無敗を維持したほか、チーム平均得点(103.1点)、同失点(96.5点)ともにリーグ6位の好成績を残した。

腰の手術の影響により休養中のスティーブ・カーHCに代わってチームの指揮を執っているウォルトンHC代行は、ウォリアーズをNBA新記録となる開幕19連勝に導いた。チーム平均得点はリーグ最多の115.3点で、対戦相手との得失点差でもリーグ最高の+15.4を記録している。ウォリアーズのスタッフとして2年目のウォルトンHC代行は、2013-14シーズンにDリーグのロサンゼルス・ディフェンダーズで選手育成コーチを務めた。

なお、NBAは同賞の発表前に、コーチの成績の取り扱いに関する声明を発表した。その声明の中でリーグは、ウォリアーズの19勝0敗は休養中のカーHCの成績として記録されるものの、暫定HCやHCを代行している者にも同賞の受賞資格を認めることを正式に発表している。

同賞のその他の候補は以下の通り:スティーブ・クリフォード(シャーロット・ホーネッツ)、フランク・ボーゲル(インディアナ・ペイサーズ)、ドク・リバース(ロサンゼルス・クリッパーズ)、エリック・スポールストラ(マイアミ・ヒート)、ビリー・ドノバン(オクラホマシティ・サンダー)、スコット・スカイルズ(オーランド・マジック)、グレッグ・ポポビッチ(サンアントニオ・スパーズ)、ドウェイン・ケイシー(トロント・ラプターズ)。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ