4月25日(日本時間26日)にエア・カナダ・センターで行なわれたNBAプレイオフ2018、ワシントン・ウィザーズとトロント・ラプターズによるイースタン・カンファレンス・ファーストラウンド第5戦は、デマー・デローザンが32得点、デロン・ライトが第4クォーターでの11得点を含む18得点でオフェンスを牽引し、ラプターズが108-98で勝利した。
ラプターズは、第4Q中盤からライト、カイル・ラウリー、デローザン、CJ・マイルズ、ヨナス・バランチュナスという見慣れないラインナップを組んだ。これが機能して勝負を決め、カンファレンス準決勝進出まであと1勝に迫っている。
デローザンは「チームはオフェンス、ディフェンスともに対応できる。それを今日の試合で証明した」と語った。
「全員がステップアップした。特にデロンのステップアップは大きかったね」。
ドウェイン・ケイシー・ヘッドコーチもライトを称賛。試合後には「試合終盤、デロンが良い形でボールを回してくれた」と話している。
「彼のおかげでカイルとデマーをオフ・ザ・ボールの状態にできた。それが違いを生み出したと思う」。
ラプターズ(3勝2敗)は、デローザンとライトのほか、ラウリーが17得点、10アシスト、バランチュナスが14得点、13リバウンドで勝利に貢献した。
ジョン・ウォールは「デロン・ライトがビッグショット、大きなプレイを決めていた」と、ライトの活躍を称えている。
「彼が10~15得点、またはフィールドゴール10本中9本成功のようなパフォーマンスを見せれば、彼らは試合に勝つ。相手がスモールラインナップでプレイするとき、彼がキーマンになる」。
後がなくなったウィザーズ(2勝3敗)は、ウォールが26得点、9リバウンド、9アシスト、ブラッドリー・ビールが20得点だった。
第6戦はワシントンで27日(同28日)に行なわれる。