10月18日(日本時間19日)にTDガーデンで行なわれたミルウォーキー・バックス対ボストン・セルティックスは、ヤニス・アデトクンボが37得点、13リバウンドの活躍を見せ、バックスが108-100で勝利した。
今季開幕戦からエンジン全開のアデトクンボは、得点だけでなく、プレイメイク力でも勝利に貢献した。99-97で迎えた第4クォーター終盤、アデトクンボはペイント内にドリブルで切り込んだ後、トップ・オブ・ザ・キー付近でオープンだったマシュー・デラベドーバを見逃さずにパスを選択。これを受け取ったデラベドーバが残り44.1秒に3ポイントショットを決めてリードを5点(102-97)に広げ、バックスが開幕戦を勝利で飾っている。
第4Qだけで16得点を記録したアデトクンボは、このプレイについて「あれこそデリー(デラベドーバの愛称)のプレイだよ」と、同選手を称えた。
またアデトクンボは「今季のチームには大きなことをやってのけるだけの力がある。そのためにも、集中力を持続させないといけない」と話した。
バックス(1勝0敗)は、アデトクンボのほか、昨季の新人王に輝いたマルコム・ブログドンが19得点、クリス・ミドルトンが15得点、9リバウンド、デラベドーバが15得点を記録した。
開幕から2連敗のセルティックス(0勝2敗)は、ジェイレン・ブラウンが18得点、カイリー・アービングが17得点、テリー・ロジアーが15得点、7リバウンド、6アシストをあげている。
試合前には、昨日クイックン・ローンズ・アリーナで行なわれたクリーブランド・キャバリアーズとの開幕戦で左足に重傷を負ったゴードン・ヘイワードからのメッセージ動画が会場内のビジョンに映し出された。
ロジアーは「(ヘイワードからのメッセージは)個人的には見るのが辛かった。でも、僕たちはだいじょうぶ。調整が必要なだけ」と話した。