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アメリカ代表、リオ五輪でマイク・シャシェフスキーHCが退任

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デューク大のマイク・シャシェフスキーHCは10月19日(日本時間20日)、『ESPN』のインタビューで、2016年のリオ五輪を最後に、アメリカ代表HCを退任すると発表した。

シャシェフスキーHCはリオ五輪がアメリカ代表HCとして最後の大会になるのは「確実」だとし、「前進するとき」だとの考えを明かした。

「来季はアメリカ代表の今後について多くの決定が下されるだろう。我々が計画を進め続けられるように、本当に優れた人たちによって計画が引き継がれていくだろうね」。

シャシェフスキーHCは2008年の北京五輪や2012年のロンドン五輪でアメリカ代表を率い、2010年の世界選手権や2014年のFIBAワールドカップも制している。2005年に就任してからの戦績は、75勝1敗だ。デューク大でも今年4月、NCAAで5度目のタイトルを獲得した。

シャシェフスキーHCは「リオでうまく終えたい」と、来年の五輪での成功を願っている。

「だが私は、我々は組織としてそれだけの準備を整えていると思う。この10年でやってきたことを考えれば、私は将来に興奮しているよ」。

一方で、シャシェフスキーHCは後任について、「国際的な経験を持つ人が良いと思う」と述べつつ、具体的な名前を出すことも避けた。

「NBAでも大学でも、ベストの人物が選ばれるだろう。我々が勝ち続けられるように、素晴らしいスタッフと基盤を持つ人になるはずだ」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ