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M・ジョーダン「コービーのことはとても尊敬している」

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シャーロット・ホーネッツのオーナーであるマイケル・ジョーダンが、サンタバーバラで開催された20回目のマイケル・ジョーダン・フライトスクールで、参加した子供たちから寄せられた質問に答えた。中には、解説者として活動中のシャキール・オニールの発言にあった、歴代最強メンバーによるシカゴ・ブルズとロサンゼルス・レイカーズの対戦、レブロン・ジェイムズ(クリーブランド・キャバリアーズ)とステファン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)との1対1に関するものや、ノースカロライナ大の恩師ディーン・スミスと、ブルズ時代の恩師フィル・ジャクソンのどちらからより影響を受けたかという質問もあった。以下、ジョーダンとの一問一答。


――ディーン・スミスとフィル・ジャクソンのどちらからより影響を受けたかについて

「幸運にも、ディーン・スミスが私を今のようなバスケットボール選手になる手助けをしてくれた。ディーン・スミスから試合について教えられた私を指導できたのだから、フィルはラッキーだった」

――現役時代に対戦した中で最も印象深いトラッシュトーカーについて

「現役時代に対戦した中で最も印象深いトラッシュトーカーは、たぶんラリー・バードだ。彼は試合中、頻繁に口撃してきた。ただ、酷い内容ではなくて、良いトラッシュトークだった」

――歴代最強メンバーによるブルズ対レイカーズについて

「これを聞かれると思っていたよ! シャックがこの議題について発言したとき、私が何を考えたかって? ただ、彼が話しているくらいにしか思わなかった。これは討論のテーマだ。答えは誰にもわからない。私ならブルズが勝つと思うし、シャックはレイカーズが勝つと言うだろう。君たちが決めてくれれば良い」

――映画スペースジャムについて

「映画の中でバッグス・バーニーがスポットライトを自分のものにしたかって? たしかに、そうだね。彼は映画の中で私よりも有名だったし、いまだに私よりも有名な存在だよ」

――レブロン・ジェイムズ、ステファン・カリーとの1対1について

「もし機会があったら、レブロン・ジェイムズとステファン・カリーのどちらと1対1で対戦するかという質問だが、今のことかな? それとも現役ピーク時期かな? そうだね、私ならステファン・カリーを選ぶかな。彼より体格が良いから、下がらせることはできるかもしれないけれど、レブロンは少しばかり大き過ぎる」。

――チーム・ジョーダンに加えたい選手について

「マイク・トラウト(MLBロサンゼルス・エンゼルスの外野手)の大ファンなので、彼と契約したいけれど、彼はNikeの契約選手なので、それはできないね」

――現役ピーク時期にレブロン・ジェイムズと1対1で対戦した場合について

「これはESPNの質問だな。ESPNの全ネットワークに流れるぞ。もし現役ピーク時期ならレブロンに1対1で勝てるかだって? もちろんだ。そして、彼も同じように答えるだろう」

――クワミ・ブラウンの指名について

「彼をドラフトで指名したときの印象? 当時のドラフトにかかわった全関係者と同じように、身体能力、サイズ、スピードに優れる彼が欲しかった。それだけ才能に溢れた18歳、19歳の青年だった」

――コービー・ブライアントについて

「コービーと私は良い友人関係にある。頻繁に話もする間柄だ。健康な状態で復帰してもらいたいね。彼は、歴史に残る選手の1人だと思う。数々のことを成し遂げた選手で、心からバスケットボールを愛している。彼のことはとても尊敬している。たとえ私の動きを盗んだとしても、それは構わない。彼のことは、兄弟のように愛している」

Source: Bay Area HQ

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