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マブズ、ドラフトで狙うは若きポイントガードか

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ダラス・マーベリックスは6月25日(日本時間26日)のNBAドラフトで、21位と52位指名権を保持している。球団フロントが狙うのはポイントガードかもしれない。

タイソン・チャンドラーとアマーレ・スタウダマイアーが7月にフリーエージェントになるため、マブスはドラフトでインサイドを強化する可能性もある。だが、ラジョン・ロンドもFAになり、ホセ・ファン・バレアも退団する可能性があるため、バックコートを強化できる選手を一人加えることは確かだろう。

『NBA.com』は、マブスがデューク大のタイアス・ジョーンズに向かっていると報じた。デューク大で今季39試合出場し、1試合平均11.8得点、3.5リバウンド、5.6アシスト、1.5スティールを記録している。ターンオーバーは1試合平均でわずか1.9本、フィールドゴール成功率は41.7%、3ポイントシュート成功率は37.9%だ。

『DraftExpress.com』もマブスがポイントガードを狙っていると報じており、ターゲットはノートルダム大のジェリアン・グラントだとしている。1試合平均16.5得点、3.0リバウンド、6.6アシスト、1.7スティール、フィールドゴール成功率47.8%、3P成功率31.6%を記録している。元NBA選手ハーベイ・グラントの息子で、優勝4回を誇るホーレス・グラントの甥というサラブレッドだ。

『USA Today』がマブズの標的として報じたのは、ユタ大のデロン・ライトだ。ポートランド・トレイルブレイザーズのドレル・ライトの弟で、34試合で1試合平均14.7得点、5.0リバウンド、5.0アシスト、2.1スティール、1.0ブロック、フィールドゴール成功率50.5%、3P成功率35.6%を記録している。

ダーク・ノビツキーは「コートの全員が得点できる方向にリーグ全体が向かっていることは明白だ」と、自らショットを放ち、またチームメイトにショットを打たせることができる選手を加えることが必要だと述べている。

「優れたチームはどこも、試合のたびに110得点、120得点をあげている。十分なシューターが必要なんだ。どのポジションでもね」。

一方、スタウダマイアーは「シューティング・ポイントガードである必要はない」と語った。

「いくつかショットを決められればいいんだ。ポイントガードとして偉大なシューターである必要はない。必要なのは、プレーメーカーとなり、攻撃を統率できることだ」。

原文: Mavs may look to add young point guard via NBA Draft by Earl K. Sneed /MAVS.com (抄訳)

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