今季のダラス・マーベリックスは、開幕からつまづき、ウェスタン・カンファレンス下位に低迷した。だが、ここにきてようやく連勝できるまでに調子を取り戻している。1月17日(日本時間18日)に行なわれたシカゴ・ブルズ戦では、第4クォーター残り11.7秒にデロン・ウィリアムズからのパスを受けたウェスリー・マシューズがワイドオープンな状態から決勝3ポイントショットを成功させ、99-98で勝利。今季初の3連勝をマークしたマブスは、今季レギュラーシーズン前半戦を14勝27敗で折り返した。
ウィリアムズ、マシューズ、そのほかダーク・ノビツキー、アンドリュー・ボーガットらベテランの多い今季のマブスは、負傷離脱する選手が続出した影響もあり、競争の激しいウェストで苦しい戦いを強いられている。
それでもリック・カーライル・ヘッドコーチは、ブルズ戦前の取材に応じた際、今季のチームについて「過去に指揮した中でお気に入りのチームの一つ」と語った。「前半戦があっという間に終わった」とも話したカーライルHCは、後半戦を楽観視している。
「選手が健康状態を取戻し、コンディションも上がっているので、後半戦は成績も上向く可能性があると考えている。見込みはあると思っているよ」。
プレイオフ出場圏内のカンファレンス8位までは3.5ゲーム差。ポストシーズン争いが激化する後半戦も、おそらく瞬く間に過ぎていくはずだ。
原文:Mavs showing life at season's midpoint with winning streak by Tom Gatto/Sporting News