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マブスオーナーM・キューバン「クリッパーズとの間にある誤解は解けた」

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ダラス・マーベリックスオーナーのマーク・キューバンが、ロサンゼルス・クリッパーズオーナーのスティーブ・バルマーと会談を持ったことを、メッセージアプリCyber Dust上で明らかにした。

マブスは、クリッパーズからフリーエージェントとなっていたデアンドレ・ジョーダン(センター)と、モラトリアム期間(猶予期間)中に一度は合意に至ったが、ジョーダンは最終的にクリッパーズとの再契約を選択。今回のケースについては、NBAコミッショナーのアダム・シルバーも「良い形ではない」と難色を示したものの、キューバンはすでに気持ちを切り替えたようだ。

以下、ダラス・モーニングニュースに掲載されたキューバンのメッセージは以下の通り。

やぁ、マブスファンの皆。昨日NBA理事会でクリッパーズオーナーのスティーブ・バルマー氏と話をした。はじめは堅苦しさもあったけれど、いくつかの件について誤解を解くことができた。彼には、ほかのチームオーナーに話したように、選手を残留させるため、運を天に任せるような手法を取ったことに私は何の問題もないと伝えた。彼らが何故そのような方法を取ったのか、どうやったのかは理解できる。彼らは選手を引き留められた。それで終わりだ。NBAが解決しなければならない問題は残されているが、私にとって問題ではないことは、モラトリアム期間についてだ。今回のケースの結果は、モラトリアム期間が原因で起こったわけではない。NBAでは、何が良い契約で、どういうリスクを回避できたかは、実際にシーズンが始まらなければわからないことだ。もし来季開幕戦でクリッパーズと対戦することになれば、それこそ楽しい瞬間の始まりになるのだと思う。

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