25年前の11月7日、マジック・ジョンソンはHIVに感染していることを発表し、世界に衝撃をもたらした。そのジョンソンが『The Playbook』での投稿で、この25年の変化に言及している。
「今日は命を祝う日だ。25年前は死の宣告とも考えられていたことへの祝いだ。今日まで私が経験してきたすべてを祝う日だ」。
ジョンソンは「そのときまで、私にとって最も大変なのは、マイケル・ジョーダンやラリー・バードとの対戦だと思っていた。だが、この日から私の人生の闘いが始まったんだ。この日、私は、自分の人生にいかに神様がいてくれるのかを理解し始めた」と振り返っている。
彼が言うように、1991年当時、HIVやエイズを死と同義にとらえる人たちもいた。だが、ジョンソンはその日から「世界に異なる試練だと伝える」日々が始まったと述べた。
「私は必要に迫られて自分の生活を考え直し、適応しなければいけなかった。NBA選手としての人生から、HIV/エイズのスポークスマン、そしてビジネスマンとしての人生に適応することになったのは、私にとって非常に大きなことだった。必要に迫られたからだろうが、希望だろうが、変えなければいけなかった。神を信じ、自分の人生に関する神のプランを受け入れたことが、今の自分がこうやっているために大きかった。人として、実業家として、この25年で私は成長した」。
原文: Magic Johnson: Life since November 7, 1991 by Sporting News(抄訳)