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レイカーズ球団社長マジック・ジョンソンがディアンジェロ・ラッセルのトレードを説明「チームにはリーダーが必要だった」

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ロサンゼルス・レイカーズのバスケットボール運営部門代表マジック・ジョンソンは、ディアンジェロ・ラッセルをブルックリン・ネッツにトレードした理由について「チームにはリーダーが必要だった」と説明した。また、「チームメイトが一緒にプレイしたいと思う選手が必要だった」とも語った。

レイカーズが2015年ドラフト全体2位で指名したラッセルを放出したのは驚きだった。ラッセルとセンターのティモフェイ・モズゴフと交換で、レイカーズはネッツからセンターのブルック・ロペスと今年のドラフト全体27位指名権を獲得。6月23日(日本時間24日)にチームの練習施設で行なわれたロンゾ・ボールの入団会見に出席したジョンソンは、ラッセルのトレードについて、次のように話した。

「ディアンジェロは素晴らしい選手。彼はオールスターに選出されるほどの才能の持ち主だ。彼がチームのためにしてくれたことに感謝したい。しかしながら、私が必要としたのは、リーダーだった。そして、チームメイトの力を引き出せる選手、チームメイトが一緒にプレイしたいと思う選手が必要だったんだ」。

ラッセルはレイカーズ時代に才能の片鱗を示したが、ニック・ヤングとの会話を録音しネット上で公開するなど、不適切な行動で紙面を賑わせたこともあった。

またレイカーズは、高額年俸選手だったモズゴフの放出により、来夏フリーエージェントになる大物選手獲得の資金を確保。ジョンソンは「これだけの空きをキャップスペースに作れたとなれば、我々は来夏の主役になれる」と話している。

「潮目は変わった。誰もが再びレイカーズでプレイしたいと考えている。L.A.レイカーズにとってエキサイティングな時期を迎えようとしている。選手獲得に使える資金を用意できて、それを有効に使おうと考えなければ、今回のようなトレードは成立させない。これ以上説明する必要はない」。

原文:Magic Johnson on trading D'Angelo Russell: 'What I needed was a leader' in L.A. by Arthur Weinstein/Sporting News

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