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[インタビュー]ロンゾ・ボール「新人王を獲得する自信は当然ある」(西尾瑞穂)

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2017年のNBAドラフト全体2位でロサンゼルス・レイカーズに指名されたロンゾ・ボールは、選手としてのポテンシャルの高さだけでなく、父ラバー・ボール氏の派手なパフォーマンスでも注目されている。

そんな彼に、10月28日(日本時間29日)に行なわれたユタ・ジャズ戦の試合後、開幕から6試合を終えた時点での手応えについて聞いた。


――NBAデビューからまだ6試合しか経っていませんが、現時点におけるあなたの強みは何でしょうか?

今のところ、自分の強みはチームメイト全員にパスを供給できることと、リバウンドを積極的に奪っていることだ。今後も攻守両面でチームに貢献して、チームを勝利に導きたいと思っているよ。

――今シーズン中に改善していきたい課題は何ですか?

もっとゲームをマネジメントする力を身に付けたいと思っている。大学の試合(40分)とNBAの試合(48分)とでは試合時間の長さが違うし、プレイの組み立て方も違うので、NBAの試合全体の流れをもっと勉強しないといけない。

――今シーズンの新人王を獲得する自信はありますか?

当然さ。

Lonzo Ball Lakers
開幕7試合で平均10.4得点、7.0アシスト、7.2リバウンドと堂々たる成績を残している(現地10月31日時点)

――これまで対戦した選手の中で誰が一番インパクトがありましたか?

今まで対戦したNBAのポイントガードは素晴らしい選手ばかりだったけれど、その中から1人を挙げるとしたらジョン・ウォール(ワシントン・ウィザーズ)だ。彼は凄かったよ。

――先日あなたは『Super Saiyan』(スーパーサイヤ人)というラップミュージックを発表しましたね。『ドラゴンボール」の中で一番好きなキャラクターは誰ですか?

もちろん孫悟空だ。


父親のメディア戦略の賜物なのか、ボールの話しぶりからはすでに大物選手の風格さえ感じられた。

チームメイトのブルック・ロペスも、そのルーキーらしからぬ落ち着きと堂々としたプレイぶりを高く評価している。

「ZO(ボール)はデビュー戦から先発PGを任され、いきなり長いプレイタイムを与えられたにもかかわらず、早くも試合にインパクトを与える活躍をしている。こんなルーキーは非常に稀だよ」(ロペス)

ロサンゼルスというビッグマーケットで何かとメディアに注目されるボールだが、そんな状況も彼の度胸を持ってすれば何も問題ないのかもしれない。

文:西尾瑞穂 Twitter: @jashin_mizuho Instagram: jashinmizuho

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