3月24日(木)午前11時より、NBA Japanがロサンゼルス・レイカーズ対フェニックス・サンズの一戦を無料ライブストリーム配信する。
会場はサンズの本拠地トーキング・スティック・リゾート・アリーナ。今季限りでの引退を表明しているコービー・ブライアントにとって、サンズとの最後の対戦となる。
ブライアントにとって、サンズはこれまでプレイオフで4度もしのぎを削った宿敵でもある。特にレイカーズ3勝1敗の状況からシリーズをひっくり返された2006年ファーストラウンドは、2000年代屈指の名シリーズとして知られている。
そんな名勝負を繰り広げていた頃と違い、今季は両チームともにウェスタン・カンファレンスの最下位(サンズが14位、レイカーズが15位)に沈み、すでにプレイオフ出場の可能性も消えている。とはいえ、かつてのライバル球団同士の対戦、しかもその中心選手だったブライアントのフェニックスでの最終戦とあって、通常の試合とは異なる感慨深い一戦となるに違いない。ブライアントは今季ここまで3度のサンズ戦をすべて欠場しており、この試合が今季最初で最後のサンズ戦となる。
2試合欠場後、23日(現地22日)に本拠地ステイプルズ・センターで行なわれたメンフィス・グリズリーズ戦に出場したブライアントは、「肩の調子は良い。なんのうずきも痛みも感じていない」と体調の良さをアピールする。グリズリーズ戦で20得点をあげたブライアントは、宿敵サンズとのラストゲームに出場するため、グリズリーズ戦後、フェニックス入りした。
そのブライアントとの対戦を楽しみにしているのが、サンズの新人デビン・ブッカーだ。シューティングガードのブッカーは若干19歳のルーキーながら、直近10試合で平均22.2得点、5.4アシストを記録するなど、スコアラーとしてメキメキと頭角を現してきた。ブライアントと同じドラフト全体13位でNBA入りを果たしたブッカーは、偉大なる先輩スコアラー、ブライアントとの対戦を待ち望んでいるようだ。
「彼と戦う唯一のチャンスなんだ。コービー・ブライアントとのプレイは、僕の残りの人生で語ることのできるストーリーになる」。
なお、先週19日(現地18日)にステイプルズ・センターで行なわれた両チームの試合は、22得点をあげたブランドン・ナイトの活躍などにより、サンズが95-90で勝利している。この試合でブッカーは21得点、ブライアントは欠場した。また、レイカーズのルー・ウィリアムズは今季のサンズ戦で平均25.3得点をマークしている。
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